広陵町議会 2022-05-19
令和 4年第4回臨時会(第1号 5月19日)
令和 4年第4回
臨時会(第1号 5月19日)
令和4年第4回
広陵町議会臨時会会議録
令和4年5月19日
令和4年5月19日
広陵町議会
第4回
臨時会会議録
令和4年5月19日第4回
広陵町議会臨時会は、広陵町議場に招集された。
1
出席議員は、13名で次のとおりである。
1番 坂 口 友 良 2番 堀 川 季 延
4番 山 田
美津代 5番 笹 井 由 明
6番 山 村
美咲子(副議長) 7番 坂 野 佳 宏
8番 谷 禎 一 9番 吉 村 裕 之(議長)
なお、令和3年12月の
期末手当引下げ相当額は、令和4年6月の
期末手当で調整いたします。
条例の
施行期日は、公布の日からであります。
以上、どうか慎重なる御審議をいただき、原案御可決賜りますようお願い申し上げ、御説明とさせていただきます。
○議長(
吉村裕之君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。
お諮りします。
本案を
総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、議案第37号は
総務文教委員会に付託することに決定しました。
次に、日程5番、議案第38号、
教育長の
給与、勤務時間その他の
勤務条件に関する
条例の一部を改正することについてを議題とします。
本案について、説明願います。
奥田企画部長!
○
企画部長(
奥田育裕君) 失礼いたします。
それでは、議案第38号、
教育長の
給与、勤務時間その他の
勤務条件に関する
条例の一部を改正することについて御説明申し上げます。
お手元の
議案書は9ページから、
新旧対照表は3ページでありますが、
概要集の3ページを御覧いただきたく存じます。
本
条例の
改正理由は、令和3年8月10日付の
人事院勧告による
一般職の
国家公務員の
給与改定に準じ、令和4年4月13日に公布された
特別職の
職員の
給与に関する法律の一部を改正する法律により、
特別職の
国家公務員の
給与改定が実施されるところ、本町の
教育長においても国に準じて改定を行うものであります。
次に、
改正内容は、
期末手当の
引下げであります。6月及び12月の
支給率を現行の1.65月分から1.6月分に改めるものであります。
なお、令和3年12月の
期末手当引下げ相当額は、令和4年6月の
期末手当で調整いたします。
条例の
施行期日は、公布の日からでございます。
以上、どうか慎重なる御審議をいただき、原案御可決賜りますようお願い申し上げ、御説明とさせていただきます。
○議長(
吉村裕之君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。
お諮りします。
本案を
総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、議案第38号は
総務文教委員会に付託することに決定しました。
次に、日程6番、議案第39号、
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部を改正することについてを議題とします。
本案について、説明願います。
奥田企画部長!
○
企画部長(
奥田育裕君) 失礼いたします。
それでは、議案第39号、
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部を改正することについて御説明申し上げます。
お手元の
議案書は13ページから、
新旧対照表は4ページでありますが、
概要集の4ページを御覧いただきたく存じます。
本
条例の
改正理由は、令和3年8月10日付の
人事院勧告を受け、令和4年4月13日に公布された
一般職の
職員の
給与に関する
法律等を改正する法律により、
一般職の
国家公務員の
給与改定が実施されるところ、本町においても国に準じて改定を行うものであります。
次に、
改正内容は、
期末手当の
引下げであります。
一般職の6月及び12月の
支給率を現行の1.275月分から1.2月分に改めるものであります。
また、再
任用職員の6月及び12月の
支給率を現行の0.725月分から0.675月分に改めるものであります。
なお、令和3年12月の
期末手当引下げ相当額は、令和4年6月の
期末手当で調整をいたします。
条例の
施行期日は、公布の日からであります。
また、
改正附則第5項におきまして、広陵町
会計年度任用職員の
給与及び
費用弁償に関する
条例の一部改正といたしまして、令和3年12月に
一般職の
職員の
給与に関する
条例の規定に基づき、
期末手当を支給されたものについて、
当該期末手当に係る
引下げ相当額を令和4年6月の
期末手当で調整する規定を加えるものであります。
以上、どうか慎重なる御審議をいただき、原案御可決賜りますようお願い申し上げ、御説明とさせていただきます。
○議長(
吉村裕之君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
山田議員!
○4番(
山田美津代君)
人事院勧告を受けということがありますけれども、この
引下げの
人事院勧告の理由というのはどんなものがあったんでしょうか。
それから、前に
職員で鬱とか、そういう体調崩しておられる方が5%ぐらいおられると前は聞いたことあるんですけど、今の現在の状況はどうなんでしょうか。
それから、
人事院勧告というのは、
国家公務員に対しての勧告だと思うんですが、地方ので実際に関しては直接ではないと思うんですけど、この議会でもし、そういうことないかと思うんですが、否決された場合、何か問題とかあるんでしょうか。その3点ちょっと聞かせてください。
○議長(
吉村裕之君)
奥田企画部長!
○
企画部長(
奥田育裕君) それでは、ただいま
山田議員から御質問いただきました3点について、お答えをさせていただきます。
まず、1点目の
人事院勧告を受けての、
人事院勧告による
引下げの理由というところで御質問いただきました
人事院勧告につきましては、昨年行われた内容につきましては、
民間給与との、いわゆる
給与の差というものを見まして、その際に、
月例給につきましては、その差が極めて小さいということで
改定等はされなかったわけでございますけれども、いわゆる民間とのボーナスについて均衡を調べたところ、
公務員のほうが上回っておるというところで、この
給与勧告が出されたというふうに理解しております。
それから、2点目の体調を崩している
職員の現状でございます。今現在も体調を崩してということで休んでいる
職員というのは、現在おるのはおります。ただ一時期、数名がそういった形でありましたけれども、現在は、一時期のときに比べますと、その人数というのは若干減っておるところでございます。これにつきましては、本人と、また
給与担当、我々も含めて、そしてまた所属の課長を含め、いろいろな形で本人との話をしたり、後の
フォローに努めておりますので、どういう形であれ、病気と上手く付き合って、
職場復帰をして、続けていけるようにということで、常にそういったいろいろな形での
フォローに気をつけて現在行っておるところでございます。
それから
三つ目が、この
条例改正について否決された場合ということで御質問をいただいたところでございます。実際ほかの団体で否決されたというようなところについては、私
ども確認はしておらないところでございますけれども、
給与支給の
地方公務員法上の原則というものがございまして、その中に
公務員法の第24条の第3項でございます。均衡の原則というものがございます。いわゆる
職員の
給与は、
生活費並びに国及び
地方公共団体の
職員並びに
民間事業の
従事者の
給与その他の事情を考慮して定めなければならないというふうになっておりますので、そういったところを考えまして、私どものこういった
条例改正の内容が、今言いました
原則論と果たして離れたものなのかどうなのかっていうところで、議会の御判断をいただければというふうに考えておりますございます。
以上でございます。
○議長(
吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。
お諮りします。
本案を
総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、議案第39号は
総務文教委員会に付託することに決定しました。
次に、日程7番、議案第40号、令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第1号)を議題とします。
本案について、説明願います。
藤井総務部長!
○
総務部長(
藤井勝寛君) 失礼いたします。
議案書の17ページをお願いいたします。
議案第40号、令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。
今回の補正では、既定の
歳入歳出予算の総額から、
歳入歳出それぞれ3,260万4,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ134億4,739万6,000円とするものでございます。先ほどの議案の説明にありました
人事院勧告に基づく
給与改定に伴い、補正をお願いするものとなります。
補正は、各費目全体にわたっておりますので、50ページの
給与費明細書により概要を御説明申し上げます。
50ページをお願いいたします。
まず1番、
特別職に関してですが、
比較欄の合計を見ていただきますと、長等(三役)で64万1,000円の減額、議員では、116万8,000円の減額、
特別職の合計では、180万9,000円の減額となります。
次に、
一般職ですが、
給与費、
共済費を合わせまして3,079万5,000円の減となっております。
給与費内訳につきましては、52ページの(2)給料及び
職員手当の
増減額の明細を御覧ください。
職員手当といたしまして、2,598万7,000円の減額となっていますが、内訳として、
期末手当の0.15月分の
引下げで1,534万5,000円の減、また、令和3年12月
期末手当引下げ調整によるものとして、1,064万2,000円の減額となっております。
共済費は、
期末手当減額の
影響分として、480万8,000円の減額となります。これら
特別職及び
一般職の全てを合わせますと、
給与費、
共済費においては、
一般会計では3,260万4,000円の減額を行っております。
なお、
特別会計及び
事業会計につきましては、今回の人勧によって減となる金額が少なかったため、補正を行っておりません。
以上で説明とさせていただきますので、慎重に御審議いただき、御可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
吉村裕之君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。
お諮りします。
本案を
総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、議案第40号は
総務文教委員会に付託することに決定しました。
委員会で審査される間、しばらく休憩します。
(A.M.10:42休憩)
(P.
M. 0:03再開)
○議長(
吉村裕之君) 休憩を解き、再開します。
それでは、日程8番、議案第36号、第37号、第38号、第39号及び第40号までを議題とします。
本案について、
総務文教委員会委員長より、
委員会の審査の結果について報告願うことにします。
堀川総務文教委員会委員長!
○
総務文教委員会委員長(
堀川季延君)
総務文教委員会は、本日の本会議において付託されました5議案につきまして、
委員会を開き、慎重に審査しましたので、その結果を御報告申し上げます。
議案第36号、
広陵町議会議員の
議員報酬等に関する
条例の一部を改正することについては、
人事院勧告の数値を参考にして
議会議員の
期末手当を改正するものと解釈してよいかとの質疑に対し、
人事院勧告に準じて
特別職の
国家公務員の
給与の改定されることから従前から上程しているもので、その上で、
改定率については議会で審議をお願いしたいとの答弁がありました。
令和3年度は、既に
会計年度として終了しているが、年度をまたいで変更することは、
会計法上
逸脱行為ではないかとの質疑に対し、今回の改正は、令和3年度の
調整分を令和4年6月の
期末手当で調整という形で減額するため、
会計法上、問題ないと認識しているとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第37号、
特別職の
職員で常勤のものの
給与及び旅費に関する
条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第38号、
教育長の
給与、勤務時間その他の
勤務条件に関する
条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第39号、
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部を改正することにつきましては、今回の改正について、
職員から何か意見はあったかとの質疑に対し、前年の周知を行ったときや
公平委員に意見を言った
職員がいるとは聞いていないとの答弁がありました。
今回の改正について、
職員の
親睦団体では議論されているのかとの質疑に対し、親睦を図るための団体であり、
職員の
勤務条件といったことは発言できないと考えているとの答弁がありました。
4月以降に
一般職から
会計年度任用職員に雇用が変わった者についても今回の改正を適用させることは問題ではないのかとの質疑に対し、住民からの視点を踏まえ、
一般職も
会計年度任用職員も役場の
職員ということに変わりはないため、3月末で
一般職を退職した者が4月1日以降に
会計年度任用職員として雇用が変わった場合であっても措置を行うとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第40号、令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第1号)については、質疑はなく、
反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
以上、
総務文教委員会の審査結果報告といたします。
○議長(
吉村裕之君) ありがとうございました。
ただいまの
委員長報告に対し、各
議案ごとに審議します。
まず、議案第36号、
広陵町議会議員の
議員報酬等に関する
条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
八尾議員!
○14番(
八尾春雄君) 反対の立場から討論をしたいと思います。
町と議会との関係が
二元代表制であるということが
議会基本条例でも定められております。こうした議員の報酬の額、あるいは
期末手当の額に影響するものについて町長が、人勧をそのまま提案をして、率については検討してくれということで提案がありましたけれども、もうそういうことは止めにしてもらいたい。上がるときは賛成で、下げるときは反対だのということを言っているわけじゃありません。人勧の適用について、議員は、今後提案をしないということを申し上げて、反対討論といたします。
○議長(
吉村裕之君) ほかに討論ありませんか。
吉村
眞弓美議員!
○10番(吉村
眞弓美君) 賛成の立場から討論をさせていただきます。
人事院勧告は、経済情勢や雇用情勢等を総合的に反映したものであり、
民間給与との均衡を図る上では極めて重要であります。よって、情勢適応の原則から、
人事院勧告に準拠することは合理的であり、民間との乖離をなるべく早く解消することが町民の皆さんの要請に合致するものであると考えることから、この議案に対しては賛成をさせていただきます。
○議長(
吉村裕之君) ほかに討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について
反対者がありますので、起立により採決します。
議案第36号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
吉村裕之君) 起立10名であり、賛成多数であります。
よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第37号、
特別職の
職員で常勤のものの
給与及び旅費に関する
条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第37号は
委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第38号、
教育長の
給与、勤務時間その他の
勤務条件に関する
条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第38号は
委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第39号、
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
山田議員!
○4番(
山田美津代君) この
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部を改正することについては、反対をしたいと思います。
現在のコロナ禍の中で、前線で頑張っている
職員の
期末手当を引き下げるということは賛成できないと思います。この
公務員の
引下げが通れば、また民間のボーナスにもまた
引下げが波及していくんではないかなということも考えてしまいます。今、大変物価も値上がりしている中、やはりローンとか抱えたりして、
期末手当の予定を立てておられる
職員さんも多いと思うんです。その中で、こういう
引下げが行われるということは、またその令和3年度の分も引き下げるということなので、大変な額になるんじゃないかなと思っているんです。予定をしている方にとっては。そういう状態が町内でも、また超過勤務とか、それから非正規の
職員が正規
職員よりも増えている中で、鬱病とか、そういう体調を崩しておられる方も数人おられるような、午前中の答弁でございましたし、こういうことが
引下げがあると、やはり
職員のモチベーションも下がっていってしまうんではないかなというふうに思いますので、こういう
引下げに対しては、反対をしていきたいと思っております。
○議長(
吉村裕之君) ほかに討論ありませんか。
岡橋議員!
○13番(岡橋庄次君) 議案第39号について
反対者がありますので、賛成の立場で討論いたします。
一般職の
職員の
給与に関する
条例では、申すまでもなく、民間格差を是正するための
人事院勧告に従い、慣例的に改正を行ってきているところであります。特に、現在はコロナ禍の中にありまして、民間企業は大変厳しい業種もあるようでございます。また、ウクライナ問題からも食品、資材の高騰が叫ばれ、国民の生活はますます窮屈に追い込まれています。
このような社会情勢の中で、町
職員は、決められた業務を精いっぱい努められていることに感謝しております。しかしながら、今回、
期末手当の減額など、人事院の勧告を基にと
国家公務員に準じて地方
公務員にも適用していく必要があります。
よって、本案について賛成といたします。
○議長(
吉村裕之君) ほかに討論ありませんか。
八尾議員!
○14番(
八尾春雄君) 賛成者がありましたので、反対の立場から申し上げたいと思います。
岡橋議員も事の次第は掴んでおられるようですけれども、とらまえ方をもう少し変えていただく必要があると。役場
職員の給料を減らすということは、その分だけ消費が減るということでございまして、事業を営んでいる方からすると、非常に抵抗のあるやり方であります。ここはどうしたら景気を浮揚できるかという観点に立った対応というのが求められるのではないかというのが第1点でございます。
それから、昨年の12月の
期末手当を今頃になって、今度の6月の
期末手当で調整するなどといって不利益を過去に遡及する、これはもう実態として遡及をするというやり方をとろうとしているわけであります。体裁は、令和4年度の6月の
期末手当を変えるんですよという言い方をしながら、実際になぜそうするのかということを問われると、いや、昨年の12月の
期末手当が払い過ぎであると、こういうことを言っているわけで、それぞれの決算の独立という考えからすると、これは問題がある処理の仕方ではないかということがあります。
それで、労働組合があれば、労働組合に対して条件を後退させることになるけれども、どうだということで、了解をすれば、過去に遡及して不利益を受け入れるということは例外的にあるわけですけれども、基本的には、そういうことはしてはならんことでございますので、そういうやり方をとろうとしていることについては、やっぱり改めていただきたいと思っております。
それから、景気ことは岡橋議員も言われました。ロシアがウクライナに攻め込んで、こんなことになっていますから、今、例えば小麦であるとか、材木であるとか、いろんなもんで物価が上がりまして、大変なことになっております。そういう要因があることについて、広陵町以外でどう責任を取るのかという大きな話ができませんけれども、やはり国のやり方として、正規雇用をいかに減らすのかと。製造現場にまで派遣労働制を導入をしたということで、今、経団連に結集している大企業の内部留保は、とうとう400兆円を突破しました。国家予算のほぼ4倍まで内部留保になっております。税務当局は、ここにどうやったら税金を頂けるのかということで研究をしているようでございます。共産党の議員もそれは内部留保に対する税制の訂正と、改定ということ言っているんですけれども、財界の政治的な代表が自民党であり、公明党になるんだろうと思いますから、なかなかそういうことは受け入れないようでございます。要するに、私が言いたいのは、景気が悪くなったといって結果だけ見るんじゃなくて、そういうことをG7に結集する先進国と言われる中で、日本がただ一つだけ給料の上がらない国になってしまったと、ここのところをやっぱり給料が上がる、そういう国にしなければいけないということが、やっぱりこの問題の本質になるんではないかというふうに思っております。
職員のモチベーションが下がるんじゃないかということを心配しながら、いや、そういう環境にあっても
職員は頑張ってくれるだろうという思いも一方ではしております。非常に真面目に取り組んでおられるのも知っていますから。だからそういう意味での心配はしながらも、そういう心配はしないでおこうと、こう思っております。
要は、役場全体が景気を浮揚するためにどうしたらいいのか、職場の労働環境を改善するためにどうしたらいいのかということをもっと熱心に
職員さんとよく相談をして進めるということが必要なんではないかと、こう思っているわけであります。
それで、この3月31日で
一般職を定年退職された後に
会計年度職員に再雇用された方については、昨年の12月の
期末手当の
調整分は今回してよいという、そういう国からの通達が届いているというふうなことを担当の課長が先ほどの
総務文教委員会で申されました。緊急でございましたが、課長から頂きました。中身を読んでみますと、従来の
一般職の雇用の条件とそんなに変わらないような雇用形態になっている場合には調整してよろしい。だけれども、低いような、低下させた、明確に下がっているなという場合にはしてはだめだと書いてあります。だからそれは担当者は読み込みが不十分なんだと思います。どなたがどうなっているか分かりませんから、個別にもう一度吟味していただいて、問題のないように取り計らっていただきたいんですが、総じて言えば、そういう
職員に心を寄せて、気持ちを寄せて対応すると、労務をそういうふうに築き上げるという点で問題が多い提案でございますので、反対します。
○議長(
吉村裕之君) ほかに討論ありませんか。
青木議員!
○12番(青木義勝君) 確かに、私も
職員さんのいわゆる
期末手当の減額というのは、それは快く賛成というのがしたくないのは事実でございます。ただし、私も商売がら、あらゆる職業の人も、もちろんお客さんですからおられます。非常にやはり
公務員さんは恵まれておられるなという感覚を私も持っていますし、またそういうお話も多いです。よって、やはり何もボーナスだけの話やなしに、全てやはり
公務員、地方
公務員も含めて、やはりそういうような一般の人たちから見た民間の大企業の社員さんともまた別、しかし、また我々みたいな零細企業のもんも、そういうような感覚もありますよって、やり全て数字でどうじゃというよりも、やはり全体的な、いわゆるムードというのかな、そのことも踏まえまして、やはり弱い立場の人たちのことにも合わせてということになるんじゃないか。ただ、
公務員を目指されたときには、既にそういうようなことを承知をして、応募され、なられたと私は思っておりますので、
人事院勧告についても知らんかったじゃ済まされないと私は思いますので、よって、やはりこの状況の経済状況の中で、先ほど八尾さんがおっしゃいましたように、それは国政の失敗まで広陵町で吟味するというのはなかなか難しいと思いますので、これは国のレベルの国会でやっていただきたいと思いますので、よって、この議案に対しては、心苦しいですが、賛成といたします。
○議長(
吉村裕之君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案については
反対者がありますので、起立により採決します。
議案第39号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
吉村裕之君) 起立10名であり、賛成多数であります。
よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第40号、令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第1号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
八尾議員!
○14番(
八尾春雄君) 先ほど、議員に対する人勧の適用、それから
職員に対する人勧の適用の議案のところで反対をしております。同様の趣旨で、この補正予算には反対をいたします。
○議長(
吉村裕之君) ほかに討論ありませんか。
岡橋議員!
○13番(岡橋庄次君) 議案第40号について、
反対者がありますので、賛成の立場で討論いたします。
議案第39号に伴う人件費等に関わる予算補正ですので、さきに述べたとおり賛成であります。
以上です。
○議長(
吉村裕之君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について
反対者がありますので、起立により採決します。
議案第40号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
吉村裕之君) 起立10名であり、賛成多数であります。
よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
以上で、本日の議事日程は全て終了しましたので、これで会議を閉じます。
本
臨時会に付議されました事件は全て終了しました。
令和4年第4回
臨時会は、これにて閉会します。
(P.
M. 0:25閉会)
以上、会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。
令和4年5月19日
広陵町議会議長 吉 村 裕 之
署名議員 坂 口 友 良
署名議員 堀 川 季 延...